④リトルプリンス 星の王子さまと私
2015年にみた44本 特筆5本の④
星の王子さま テグジュペリ。
テグジュペリ、という名前が呪文のようで言えて嬉しい、
挿絵がかわいい、でも、読んだことがなかった、このお話。
この本が好きな友達も多いけど、わたしはここまで読まずに来ちゃった。
でも真をついた言葉には度々出会っていた。
「かんじんなことは、目に見えないんだよ」って。
映画を観るきっかけは、レビューを読んで。
原作が大好きな人が、映画を高評価していたから。
何に、誰に、重ねてみるのか。
大事なひとがいる、大切なひとがいる
自分と向き合っている、向き合いたい、
そんな人には沢山届くかもしれない。
原作の絵が非常に魅力的なアニメーションになっていて、
主人公(受験を控えた9歳の女の子)の暮らす世界との描き分けも楽しかった。
ダイジェストで星の王子さまの世界を感じられたのも嬉しかったし、
大事なことってなんだっけ。
そんなこころの真ん中を感じられるいい時間をくれる映画だったと思う。
と、ここまで書いて、はたと、やっぱり、原作、読もう!と思った。
主人公の世界の設定がわかりやすい分極端だったけど
その辺はまぁいっか、といってしまう。
だってそんなことより受け取るものが多いから♪
いつも思うのは、足りないところを語るよりも、
そこにあるものから何を受け取れるかってこと。
だから、映画の感想も、紹介であって批評にならないようにしたいものです☆